
株主の皆さまにおかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素より格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
当社グループの2011年6月期における我が国経済は、緩やかな回復を続け、持ち直しの局面を迎えておりましたが、東日本大震災は広域かつ甚大なる被害をもたらし、設備毀損やサプライチエーンの寸断とともに、その後の電力供給不足などにより経済活動は大幅に抑制される事態となりました。
このような景況のもと、当社グループの2011年6月期の業績は、期初に予想した推移を辿りましたが、震災直後の第4四半期(4月~6月)において、受注生産活動は大幅な停滞を余儀なくされることになりました。この結果、連結業績は、売上高3,963百万円(前期比0.0%増)、営業利益380百万円(前期比2.9%増)、経常利益361百万円(前期比1.2%増)、当期純利益194百万円(前期比22.5%増)となりました。
今2012年6月期につきましては、日本経済は震災後にマイナス成長を余儀なくされましたが、製造業では供給制約の解消により生産活動が復元し、当面は国内消費や輸出も高い伸びが期待されています。当社グループを取り巻く事業環境を予測しますと、主要なお取引先である自動車機器業界は、秋口には生産が正常化すると目されるなか、その後の増産兆候が窺えます。また、当社グループの各業種取引先の生産量も徐々に震災前の水準を取り戻しており、当社グループの業績も復調するものとみております。
当社グループは、エネルギー・ロス削減や耐久寿命向上を担う多機能コーティング被膜「ドライルーブ」の開発・生産により、安全で豊かな社会を支えることを会社の使命としております。激しく変化する経済環境にあって、当社グループが株主価値を向上させ、持続的成長を果たすために、事業構造を常に見直し続けるとともに、「省エネルギー」「環境保全」に関連した事業への取り組みを一層強化してまいります。
株主の皆さまには、今後も変わらぬご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
平成23年9月