株主・投資家の皆様へ

飯野 光彦

代表取締役

飯野 光彦

株主の皆さまには、平素より格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

当社第61期(2022年7月1日~2023年6月30日)の年次報告書をお届けするにあたり、謹んでご挨拶申し上げます。

当連結会計年度(2022年7月1日~2023年6月30日)における当社グループを取り巻く事業環境は、年間を通じてすべての業界で半導体等電子部品の供給不足の影響があり、製品の生産が低調でありました。また、中国では前半ではコロナによる生産停止、後半ではコロナ政策転換による感染拡大による生産停止があり、製品の生産が不調でありました。

この環境下において、新規部品採用もあって自動車機器業界と電子部品業界からの受託額は若干増加いたしましたが、光学機器業界からの受託額は減少いたしました。

この結果、当連結会計年度の当社グループ業績につきましては、売上高は3,869百万円(前年同期比5.5%増)、営業利益は257百万円(前年同期比42.5%減)、経常利益は421百万円(前年同期比43.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は332百万円(前年同期比42.3%減)となりました。 前年以上の売上収益を計上したにもかかわらず営業利益が減少したのは、積極的な設備投資の実施により減価償却費が増加したことに加え、原材料費・エネルギー費用・物流費用・人件費などの増加により製造原価及び一般管理費が増額したことと価格転嫁の遅れに因ります。そして経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益の減少につきましては、この期間の為替差益の減少(前年同期比43百万円減)及び持分法投資損益の減少(同76百万円減)などが要因となっております。

当社グループは、エネルギー・ロス削減や耐久寿命向上を担う多機能コーティング被膜「ドライルーブ」の開発・生産により、安全で豊かな生活を支えることを「当社の使命」としております。国内外の経済情勢から予断を許さない経営環境が続きますが、将来に向けた新技術の研究開発および国内外での受注獲得と生産効率の改善に努め、当社グループの企業価値向上に尽力いたします。

末筆ながら株主の皆さまのご健勝を祈念し、引き続きのご支援を重ねてお願い申し上げます。

2023年9月